テーマ
 思わず考えたくなる道徳科の学習
-「人物教材」を活用した指導方法の工夫-
 研究内容
 「自分の考えを伝えようとする」「友達の考えを聞いて更に考えようとする」「授業後にも周りの友達と学習した内容について議論が続く」。これらが、私たちが考える「思わず考えたくなる道徳科の学習」で見せる子どもの姿です。このような子どもの姿を目指して、昨年度は授業の中で「思わず考えたくなるとき」を設定し、発問の工夫や教材提示の工夫など様々な工夫を取り入れて研究を行ってきました。

その成果として、子どもたち一人一人が疑問をもったり、自分の考えをもったりすることができるようになり、ねらいとする道徳的価値に対する興味・関心を高めることができたことが挙げられます。しかし、一人一人が考えをもち、伝え合うことはできたものの、その考えを基に更に議論する段階に至ることが困難であったという課題が残りました。また、先人の伝記を題材とした教材(以下、「人物教材」という)を活用した授業においては、扱う先人と子どもたちとの距離に隔たりがあり、「思わず考えたくなる」という学習の展開にならなかったり、自分のこととして考えることができなかったりしたという点が課題として残り、更に研究を深めていく必要性を感じました。

『学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』には、「児童(生徒)の発達の段階や特性、地域の実情等を考慮し、多様な教材の活用に努めること。特に、生命の尊厳、(社会参画、)自然、伝統と文化、先人の伝記、スポーツ、情報化への対応等の現代的な課題などを題材とし、児童(生徒)が問題意識をもって多面的・多角的に考えたり、感動を覚えたりするような充実した教材の開発や活用を行うこと」(括弧内は中学校。下線は引用者)とあります。また、「先人の伝記には、多様な生き方が織り込まれ、生きる勇気や知恵などを感じることができるとともに、人間としての弱さを吐露する姿などにも接し、生きることの魅力や意味の深さについて考えを深めることが期待できる」と記されているように、「人物教材」を活用した授業を充実させていくことが求められています。

そこで、今年度本部会では、「人物教材」を活用した授業の中で、「思わず考えたくなるとき」を設定し、指導方法を工夫することを考えました。発問や教材提示、話し合い活動などにひと工夫を加えることで、扱う先人と子どもたちとの距離を縮め、子どもたちが思わず考えたくなったり、自分のこととして考えたりすることができるようにしたいと考えます。



研究計画・日程

開始

会場

活 動 内 容

 

紙面開催

<総会>年間テーマ説明

<部会>部会テーマから考える・部会の役割分担

15

 

紙面開催

・人物教材を活用した指導方法の工夫について

12

 

紙面開催

・人物教材を活用した指導方法の工夫を考える①

~小学校5年生の教材を使って~

1830

教育館

・人物教材を活用した指導方法の工夫を考える②

~中学校1年生の教材を使って~

26

1830

教育館

・人物教材を活用した指導方法の工夫を考える③

~小学校6年生の教材を使って~

1830

教育館

・公開授業の模擬授業から考える

24

1830

教育館

・人物教材を活用した指導方法の工夫を考える④

~中学校2年生の教材を使って~

・会報作成について

10

16

1830

教育館

・人物教材を活用した指導方法の工夫を考える⑤

~中学校3年生の教材を使って~

・会報作成について

11

1830

教育館

これまでの実践の反省

12

17

1830

教育館

研究発表会の流れについて

12

1830

教育館

研究発表会の準備

19

1830

教育館

研究発表会のリハーサル

26

1445

教育館

研究発表会

10

1830

教育館

来年度に向けて




 
 

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