■ テーマ

「なんでだろう?考えたい」と思える道徳科の授業
― 子どもの問題意識に焦点を当てて ―

 
■ 研究内容

昨年度、「誰もが自分らしい考えをもつことができる道徳科の授業」といった研究を行いました。さまざま手立てを講じることで、活発な議論になり、今までより深く考えた自分なりの考えをもつことができました。
 
 今年度は、
さらに一人一人が自分の生き方を考えられる議論となるよう、授業の初めに「あれ?何でだろう?」と子ども自らが問題意識をもつことができるようにし、その上で、昨年度に引き続き、「議論を生み出すための工夫」を取り入れた実践に取り組みたいと考えました。そして、「授業が終わっても考え続けたい」と思えるような子どもの問題意識に焦点を当てた道徳の授業を目指したいと考えました。


 「考えたい」と思いながら議論できるようにするために

昨年度、本部会は、班に分かれて実践について話し合いました。実践後の検討を行う中で、部員から上のような声が上がりました。

 子どもは、自ら「考えたい」と思って議論しているのかな?


 活発な議論となるように工夫して実践に取り組んだことで、一人一人の考えに深まりは見られました。しかし、議論の内容がねらいからずれてしまう場面や、時間を持て余してしまう姿も見られることがありました。

 これは、「考えたい」という気持ちがあまり高まっておらず、議論していることが理解できてなかったり、多様な考えが出なかったりする中で議論が行われたからではないかと考えました。
そこで、子どもに問題意識をもたせ、自ら「考えたい」という気持ちを高める「導入」と、その高まった気持ちを十分に生かすことができる「議論を生み出すための工夫」を関連させることに重点をおいた授業展開を考えていきます。




■ 研究計画・日程

開始時刻

会場

活 動 内 容

5 9

18:30

教育館

<総会>年間テーマ説明、分科会など

5 17

18:30

教育館

子どもの問題意識をもたせる導入について

6 9

18:30

教育館

問題意識を生かした議論の広げ方について

5

18:30

教育館

公開授業事前検討(模擬授業形式)

9 6

18:30

教育館

問題意識をもって考えられる指導案か検討しよう
9 27

18:30

教育館

実践を振り返り、成果と課題を見付けよう
11 1

18:30

教育館

公開授業事後検討会or発表会について考えよう

12 12

18:30

教育館

グループごとの実践を発表しよう

1 10

18:30

教育館

研究発表会に向けて
1

23

14:45

ウィルあいち

研究発表会

2 14

18:30

教育館

来年度の実践に向けて、話し合おう



 
 

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